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Chapter 20 DBA & Production Safety

第20章: OzMask - 個人情報(PII)マスキング

概要: この章では、本番データ閲覧時に個人情報(PII)をリアルタイムに自動伏字化し、画面共有やクリップボード経由での情報漏洩を防止する OzMask の仕様を解説します。

本章の内容:

20.1 概要とコンプライアンス

本番データベースに格納されている個人情報(顧客の氏名、電話番号、クレジットカード情報、パスワード等)が平文で画面に表示されると、以下の重大なリスクが生じます。

  1. 法的リスク(個人情報保護法 / GDPR 等): 不必要な従業員への個人情報露出は法令違反やインシデントに直結。
  2. 情報漏洩リスク: 画面共有、スクリーンショット、覗き見(ショルダーハック)による意図しない流出。

OzMask は、グリッド描画レイヤーでリアルタイムにマスキングを適用し、安全な運用を実現します。

20.2 機密カラムの自動検出

カラム名および格納されている値のパターンを自動走査し、機密情報を特定して動的にマスク処理します。

データ種別マスキング例
メールアドレス (email, mail)ozkan@ozcanyazilim.com.tr → o***n@ozcanyazilim.com.tr
電話番号 (phone, tel, mobile)09012345678 → 090****5678
クレジットカード (card_no, credit_card)4543 1234 5678 9012 → **** **** **** 9012
個人番号 / 身分証 (my_number, id, tax_id)123456789012 → 123******012
パスワード / ハッシュ (password, secret)完全に非表示 (******)

20.3 マスキングの有効化とエクスポート制限

  1. データグリッドのツールバーにある OzMask シールドアイコン をクリックして保護を有効化。
  2. 対象のカラムが即座に伏字でレンダリングされます。
  3. クリップボードとエクスポートの安全保護: マスキング有効時、SQL INSERT としてコピー は誤流出を防ぐため無効化されます。ファイル出力時はクエリ本来の生データが出力されるため、出力ファイルは厳重に取り扱ってください。

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